2012年11月7日水曜日

科学報道は本当に難しい。

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科学報道の難しさはよくわかります。

科学の世界では得られた成果を国際ジャーナル(NatureやScienceみたいな)に発表するために編集部に原稿を投稿します。
編集部はおもしろそうだなと思ったらこれをレフリーと呼ばれる専門家に送って評価をしてもらいます。

たまにこりゃおかしいだろという論文がレフリーをすり抜けてアクセプトされたりする光景を何度か見てきました。
思うに、専門家ですら最先端の研究成果を評価することは結構難しかったりします。
また、ちょとだけ専門からずれていたりするととたんに難しくなったりもします。
人間社会ですからレフリー自体が微妙な人だったりもします。
(研究成果がすばらしいのではなく、他人のふんどしで成果を上げてきた人を何人も知っています)

結局その成果がすごかったかどうかは後世のひとがそれをどう評価して自分の論文で引用するかをみるのが一番です。
最近ではGoogle schalor で簡単に引用件数を調べることが出来るようになっているので(昔は引用件数を調べるのに特殊なデータベースにアクセスできなければなりませんでした。)、ちょっとそれを見て判断するのが一番です。あやしかったり、クオリティーの低い論文はびっくりするほど引用されていません。




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