2013年10月23日水曜日

不確実性と向き合う

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サイエンスも投資も不確実性に向き合うという事だと思います。

何一つ確からしいことはありません。

現時点で将来どうなりそうか?
サイエンスであれば、ざっくりとした方向性。
投資であれば、将来の予測。どういう社会になるのか?

全ての物は現在からの延長であり、決して断絶しているものではありません。

誰もできると思わなかったiPS細胞にしても、山中さんと共同受賞したジョン・ガードンが示していた、研究成果の延長線上ともいえる(完全ににあとづけであるが)。
(ジョン・ガードンはカエルの研究で、大人の細胞が受精卵に戻ることを示していた。つまり、細胞分化の巻き戻しができるということです。)

後から振り返れば、なるべくしてなるわけです。

そう考えると、できることと言えば、
不確実な将来に対して、大胆に挑戦することでしょう。

日本人の多くは農耕民族の性格を受け継ぐためか、一般的に不確実性を嫌います。もちろん、不確実性は多くの災厄をもたらすこともありますが、考えようによっては、チャンスの時もあるわけです。
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