2014年2月19日水曜日

科学行政・大型プロジェクトはこうして生まれる。

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経産省系や総務省系のプロジェクトは驚くほどいい加減に決まります。

基本的に官僚はプロジェクトを立ち上げることはありますが、それが成果を生むかどうかわかる時点では違う部署に移っています

つまり、責任を負う必要がないのです。

そういうわけで、官僚は、できるだけ大規模なプロジェクトを始めようとします。

流れとしてはこんなかんじです。

官僚が実績作りに何かしたくなる。

面白そうな研究、有名な教授を探してきて

相談 + 丸投げ

数百億のプロジェクトの絵が描かれて

たまたま予算枠に通ると

プロジェクトが走り出す!

こういった形のプロジェクトはNEDOやNICTなど研究者の監視がゆきとどかないところで生じています。

予算策定の経過が不透明、人選と予算規模が不適当。

予算規模が大きくなればなるほど
その詳細はいい加減になります。

小口でたくさんの研究者に予算をつけた方がよほど生産的でしょう。
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