2014年7月18日金曜日

早稲田とベネッセに見る誠意のなさ

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小保方さんの学位は守られました。
なんとも後味の悪い小保方博士論文調査委員長の会見でした。
結論ありきで、それにあった理屈をこね回す。
調査委員長は弁護士に任せたらダメですね。
普段から倫理観を超越したところでドンパチやっている人々ですから。


しかもこの人、今話題のベネッセの個人情報漏えい問題事故調査委員会の委員長にも就任しているんですね。小林英明 弁護士 
早稲田→http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140717/crm14071722120026-n1.htm
ベネッセのリリース→http://www.benesse-hd.co.jp/ja/about/release_20140715.pdf

つまり、こういう事件・事故で企業側に有利な裁定をするプロ業者だと思われます。

謝罪する気も反省する気もありません→どうか穏便に
という姿勢ですね。気概も矜恃もないんですね。

早稲田も、小保方さんの学位を剥奪すると、他に大量の博士号を剥奪しなければならなくなるのは目に見えていたのでこういう展開にもっていったのでしょうが。
こういうプロ業者に任せて自体をウヤムヤに片付けるというのはあまりにも誠意がないと思います。
他の調査委員は全員匿名という、こんな調査結果って責任が不明確すぎますね。こんな調査結果に意味があるのだろうかと思います。

せめて実名で正々堂々、調査して、総長の全責任で結論を出すという誠意が必要なのではないでしょうか。
早稲田にしてもベネッセにしても反省してるふりをしているけれども、後始末はプロ業者に依頼して自分たちの手は汚さないという。

ちなみに、鎌田薫・早稲田大総長って教育再生実行会議の座長なんですね。まず、早稲田から再生したほうがよいかと。
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